おとぎの国の動物たち編　No.8 ランプデザイナーのキツネ

葛谷　千都子（岐阜県）

油性色鉛筆　マーカー　パステル　ボールペン

冒頭カラー頁を開いた時、このハンサムキツネに一目惚れしました。イメージは「素敵なストーリーを紡ぐ魔法使いのランプデザイナー」その雰囲気を表現したくて、下塗りのアルコールマーカーの色を工夫しながら色鉛筆を重ねてみましたが、なかなか思い描くほの暗さを表現できなくて結局、この本を3冊も買って試行錯誤を繰り返しました。塗っているうちに「ランプを作って未来を占うキツネ」に思えてきたりして妄想を膨らませながらとても楽しく塗ることができました。

【審査員講評】
デッサン力を感じさせる絵画的な作品。ファンタジー風だが、キツネやリスの毛並みはリアルに描いていて三次元的な趣きも。